同窓会会長挨拶


同窓会 会長
会長 金子 嘉津枝

 同窓生の皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。日頃から同窓会の運営に対しご支援をいただきありがとうございます。
 しかしながら、ここのところ毎年のように生徒数減少による同窓会運営の厳しさをお伝えしてまいりました。様々な改革を実行してきましたが、今まで以上に経費削減を考える時が来ていることを理事一同切実に感じております。どうすれば多くの同窓生のご出席をいただけるのか。知恵を出し合い、懇親会のお食事を軽食とお飲み物等とし、会費はいただかずに総会及び懇親会を毎年催させていただくこととしました。大きな負担となっておりました懇親会の経費を削減する苦渋の決断でございます。事前の出欠もとりませんので、お気軽にご出席ください。
 私は昨年秋、部活の友人と4人で千駄ヶ谷の先輩のところをお尋ねした帰り、先輩の案内で建設中の新国立競技場を見ながら絵画館の裏手の明治天皇葬場殿址を通り絵画館の正面からあの銀杏並木を見る機会に恵まれました。すばらしさに圧倒されました。それはなつかしい千鳥が淵のあの桜の美しさとは全く違う秋の景色でした。その迫力に圧倒されながら、青山通りから絵画館に向かう人波に逆らうように私たちは歩きました。日本の四季の素晴らしさに感動する時間でした。
 帰路に就いた電車の中で、何か寂しい思いにかられましたが、すぐに国立競技場のことだと気付きました。前回の東京オリンピックが開かれたのは昭和39年10月10日。私が麹町学園の中学に入学したばかりの時です。母と陸上競技を見に行った記憶が鮮明に残っています。形あるものはその姿を永遠にとどめることはできませんが、新たにそれ以上のものを作り、後世に残していく、その人間の素晴らしさも同時に感じ、そんな周りの変遷をあの銀杏並木もずっと見てきたんだろうなと思わずには居られませんでした。
 同窓会も先輩方がこれまでご尽力くださったことを土台とし、少子化という厳しい現状があるから仕方がないと諦めるのではなく、今出きることに力を尽くして歩みを進め続けて行きたいと思います。どうかご協力のほどよろしくお願いいたします。総会ならびに懇親会で皆様のお越しをお待ち申し上げております。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする