理事長挨拶

そののわかな二〇一八.春

理事長
理事長 相川 忠洋

 祖父大築佛郎が26歳の若さで全人生をかけて創立した麴町学園は今年113周年を迎えました。
 卒業生の皆さん、学校関係者の方々のおかげさまで女子教育一筋に、幾多の困難な時代を乗り越えて今日に至っております。 
 その間、時代のニーズを見据えて常に生徒たちにより良い教育をという信念のもとに各種の改革を実践してきました。
 麹町学園の大きな柱は近年力を入れている英語教育への取り組みです。グローバルな社会にあっては、コミュニケーションのツールとしての英語、それも実践で使える語学力を身につけることがますます求められています。
 そこで麹町学園では3年前から、音声活動、アクテイブイングリッシュという授業に舵をきりました。
 英語科特別顧問として迎えた、「英語のカリスマ先生」といわれる安河内哲也先生のご指導のもと、短い期間ながら、すでに、その成果が得られていることは大変嬉しい限りです。
 英検の合格者の動向を見ても一目瞭然です。この数年で高校2年生の英検準2級以上の合格者の数が飛躍的に増えました。
 具体的なお話をしますと、安河内方式の指導の特徴は音声活動です。
 毎朝、10分間各教室からは単語の発声、歌声がきこえています。
 さて、2020年に大学入試制度が変わります。英語については、4技能の習熟が問われるようになるのです。つまり、読む、書く、聞く、話す、すべてが入試の対象となります。
 麹町学園が今取り組んでいる英語教育はまさにその方向性をいち早く見据えての改革ということになります。
 私自身、英語、ペルシア語、ベトナム語は、ともかく、「耳で聞いて声に出して言う」ことを意識して実行してきました。
 カラオケで外国語の歌を歌うのもとても有効な勉強法です。そこで昨年末に麹町学園のインターナショナルラウンジにカラオケの装置を入れました。このカラオケには制限があり、生徒たちは英語の歌のみ選曲できるシステムになっています。放課後、そしていずれは授業でもインターナショナルラウンジで英語の歌を歌うようになります。
 また国際社会で活躍できる人が増えるようにと、英語だけではなく、他教科の授業の進め方についても、生徒達が主役となるアクテイブラーニングに変えてゆきます。
 今年度から中学2年の修学旅行の行き先は中2の林間学校と中3の関西行きからアイルランドへと変わりましたし、高校ではオーストラリアへの修学旅行そしてニュージーランドへの留学のプログラムも充実しています。
 また海外からの留学生受け入れなど、国際交流の機会も増やしました。
 このような学園生活を送った麹町学園の卒業生は今まで以上に活躍するステージが広がることと、今後を楽しみにしています。

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